山で作るカップラーメンの時短&便利ワザ

登山ハック

手軽に作れるカップラーメンは、山での定番メニューですよね。
自分も家では食べないんですが、山ではついつい食べてしまいます。冬の寒い時期には、山で食べるあたたかいラーメンはホント美味しいです。

でも、山でコンロ出して、お湯沸かして・・・って、面倒なものです。

複数人ならそんな作業も楽しい時間ですが、ソロだと湯沸かしなんて手早く済ませて、早く食べたいですよね。

今回は山で作るカップラーメンの時短&便利ワザをご紹介します。

真空断熱ボトルで湯沸かし不要

自宅で山専ボトルやmont-bellのアルパインサーモボトル(真空断熱ボトル)にお湯を詰めて持っていけば、そのお湯でカップラーメンを作ることができます。

山専ボトルやアルパインサーモボトルは保温性が高く、500mlサイズなら6時間経過しても77度をキープしてくれます。カップラーメンを作るには十分な温度で、熱々のラーメンが出来上がります。

カップラーメンに必要なお湯の量は300mlくらいなので、500ml以上のボトルがあれば、お湯を沸かさずカップラーメンが作れます。

シリコンで保護されていなくてよいのであれば、アトラスの真空断熱ボトルもオススメ。非常に軽くて安いです。

性能なら山専ボトルかアルパインサーモボトル、コスパを求めるならアトラス一択になります。バランスが良いのがアルパインサーモボトルですが、モンベルショップでしか購入できないのが難点。

商品重量保温効力(6時間後)価格
山専ボトル260g77℃以上6,050円
アルパインサーモボトル265g78℃以上3,850円
アトラスARSS-500190g74℃以上1,880円
※500ml製品の重量と保温効力の比較
※山専ボトルはシリコンカバーを外した重量
※価格は公式オンラインショップから(2023年3月6日時点)

THERMOS 山専ボトル 500ml

Ziploc スクリューロックで残ったスープをお持ち帰り

Ziploc スクリューロック
あと入れの油で不覚にもゴミが出てしまった図

山ではカップラーメンの残ったスープを捨てることができません。みなさん、山ではスープまで飲み干しているんじゃないでしょうか。

しかし、(日清カップヌードルの場合)スープの塩分量は2.5gと多く、麺を含めた全体では4.9gもあります。いくら登山で多く汗を掻くとはいえ無視できない量です。

そこで、Ziploc スクリューロックの出番です。
カップヌードルの中身をZiplocに詰めて持っていけば、スープを残して持ち帰ることが可能です。また、山でゴミが出ることもありません。

473mlタイプのサイズが、カップラーメンの中身にぴったりです。

ただし、何かしらの衝撃でスープが漏れないとも限らないので、念のためビニール袋に入れておきましょう。


Ziploc スクリューロック(473ml ×2個入)

残ったお湯はコーヒーやお茶に利用

残った200mlのお湯で、コーヒーやお茶などを淹れれば、500mlのお湯フル活用です。せっかく担ぎ上げたお湯、最後まで使い切りたいですね。

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